有限要素法あるいは逐次解析手法を用いた線形解析、幾何・材料非線形解析や動的解析などにより、構造物の強度を立体的に評価します。
標準的な立体解析検討手順をご紹介します。
PDF 参考資料(445KB)
事例:不同変位による2次応力を加味した鉄塔の強度評価
(1)構造物のモデル化 | ・柱脚支持の立体骨組み構造とする。 |
---|---|
(2)形状図作成 | ・節点番号・要素番号を形状図に記入する。 |
(3)荷重設定 | ・荷重計算を行なう。 |
(4)不同変位量設定 | ・基礎不同変位量(X,Y,Z)を脚毎に設定する。 |
(5)データ入力 | ・部材構成要素の種類を設定する。(3次元骨組み要素) ・部材の材料特性値を入力する。(部材断面積等) ・各節点の座標値X,Y,Zを入力する。 ・荷重を入力する。 ・支持点位置を入力する。 ・基礎4脚に強制変位を与える。 |
(6)解析実行 | |
(7)解析結果チェック | |
(8)部材応力表作成 | ・荷重ケース毎に解析結果を表にまとめる。 |
(9)部材応力比較 | ・設計値と立体解析値との比較を行なう。 |
(10)部材強度検討 | ・立体解析の最大応力で部材強度検討を行なう。 |
(11)部材サイズアップ | ・安全率を満たさない部材・ボルトはサイズアップする。 |
(12)部材強度検討結果 | ・強度検討結果を表にまとめる。 |
(13)まとめ |
技術に関するお問い合わせ
|
愛知金属工業株式会社
販売本部 営業部
TEL:0568-81-0996 FAX:0568-81-5515 |