立体解析

有限要素法あるいは逐次解析手法を用いた線形解析、幾何・材料非線形解析や動的解析などにより、構造物の強度を立体的に評価します。

標準的な立体解析検討手順をご紹介します。

立体解析検討手順

事例:不同変位による2次応力を加味した鉄塔の強度評価

(1)構造物のモデル化 ・柱脚支持の立体骨組み構造とする。
(2)形状図作成 ・節点番号・要素番号を形状図に記入する。
(3)荷重設定 ・荷重計算を行なう。
(4)不同変位量設定 ・基礎不同変位量(X,Y,Z)を脚毎に設定する。
(5)データ入力 部材構成要素の種類を設定する。(3次元骨組み要素)
部材の材料特性値を入力する。(部材断面積等)
各節点の座標値X,Y,Zを入力する。
荷重を入力する。
支持点位置を入力する。
基礎4脚に強制変位を与える。
(6)解析実行  
(7)解析結果チェック  
(8)部材応力表作成 ・荷重ケース毎に解析結果を表にまとめる。
(9)部材応力比較 ・設計値と立体解析値との比較を行なう。
(10)部材強度検討 ・立体解析の最大応力で部材強度検討を行なう。
(11)部材サイズアップ ・安全率を満たさない部材・ボルトはサイズアップする。
(12)部材強度検討結果 ・強度検討結果を表にまとめる。
(13)まとめ  
変電所鉄構・架台



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