TPU工法

既設主柱材に接続した新設主柱材を外塔、タワークレーンの駆動部をせり上げ装置とする山地でも施工できる鉄塔高上げとして開発された工法です。

TPU工法は、都市狭隘地や山岳地に採用できる高上げ工法として開発され、せり上げに使用した外塔をそのまま新規鉄塔の主柱材に利用し、タワークレーンの駆動部をせり上げ装置として既設鉄塔に電線を取り付けたまま高上げできる工法です。高上げ可能な範囲は、既設基礎脚材の引張強さ保有耐力により決定します。

適用場所既設鉄塔の途中に新設鉄塔主柱材を外塔として取付けて高上げするため、片継脚のレベル差に関係無く、平地・山地を問わず片継脚のある鉄塔に適用できる。また、都市部狭隘地の平地鉄塔にも適している。
適用設備規模適用最大実績154kV4回線 水平角度0°
制約条件
  • 電力線と地線は金車架けを基本とする。
  • 塔内にタワークレーンを設置するため、4m以上の塔体幅が必要
  • 垂直荷重32t以下
TPU工法

TPU工法 高上げ手順

TPU工法 高上げ手順



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