鉄塔最適設計

電力との共同開発プログラムなどを使用して鉄塔設計効率化を図るとともに、遺伝的アルゴリズム(GA)を利用して鉄塔の最適設計を行ないます。

送電用鉄塔の設計における最適化手法についてご紹介します。

送電用鉄塔の主な検討荷重の種類は次のようなものです。

鉄塔最適設計

1. 垂直荷重

鉄塔、電線、がいし、などの重量
電線張力による引下・引上力

2. 風圧荷重

鉄塔、電線、がいし、などの風圧

3. その他の荷重

電線の水平角度の分力荷重
不平均張力、ねじり力など

送電用鉄塔の設計においては、これらの荷重をもとに適切な形状を選定し、使用する鋼材が最小となるよう経済設計を行なっています。
しかしながら、形状と鋼材の種類が多く、膨大な量の組合せから最適となるものを選択するにあたり経験に頼っていた部分が多くありました。
そこで、当社ではコンピュータを利用した最適設計手法である、GAという遺伝的アルゴリズムを導入し、何百万回という繰り返し計算をコンピュータで解析する事で、最終的に最適形状・最小重量となる組合せを求める手法を中部電力殿と開発し、経済設計を可能にしました。



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